ヤフーのトップページでもピックアップされた記事ですが、スマートフォンの普及やSNSの普及も相まって、こうした問題が勃発しています。
なんと「『会社の上司から SNS で友達申請があったらどう思うか』を尋ねたところ、42.8%が【嫌だ】と回答』というもの。
この件について記事を書いてみました。
記事の概要は以下の通りです。
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この記事に関してまず「新入社員」というところがまずポイントですかね。
この前まで、学生であり同年代若しくは近い年代としか交流がなかったわけです。そうした中に入ったばかりの会社でどういう人間なのかわからない人に申請されるのは嫌ですよね。
特に女性新入社員が嫌悪感を抱いているようです。これはオジサンなどの下心に対するものかもしれませんね。女性社員に対するプライベートへの興味とその友人に対する興味もあるのかもしれません。
現代の若年層の男性社員・女性社員の両方に言えることは、プライベートやプライバシーに強い警戒心を持っていることです。
会社終わりの宴会についても自分のプライベートな時間を削られるという思いなのでしょう。
また、宴会時に酒の力を借りて「彼氏(彼女)いるの?」と根掘り葉掘り詮索してプライバシーにも干渉してきます。
昔はこうしたことはよかったのかもしれません。しかし今は時代が違うのです。今は些細な情報から思いもよらないことに繋がることが多いのです。
昔はその場で言ったことはその場きりということがあったでしょうが、今では携帯通信機器やメール、SNSといった噂がいくらでも拡散する世の中です。
また、こうしたことを言ってはオジサンたちに怒られるかもしれませんが、年配のオジサン・オバサンたちは若い人たちに対して興味があるかもしれませんが、若者は年配の方々への興味はまるでありません。
そうなるとどうなるのか、年配のオジサン・オバサンが若者たちを一方的に詮索することが多くなるわけです。そうなってくると若者たちはできるだけ職場の年配の方々と接することを避けるでしょう。
私が最近感じていることはオジサン・オバサンたちの自分自身に対する興味・向上心が著しく定価しているように思えます。何をするにしても自分のことではなく他人のことがどうのこうのというような話ばかりです。
SNS申請をするのも結局は自分自身のアピールというよりも他人を詮索する為。宴会の場でも若者の情報を得て、喫煙所などで同年代のオジサンたちの話のネタにするため。
噂話をするオバサンはよくいますが、オジサンまでもそうした噂好きオジサン化しています。
現代の日本は本当に好ましくない方向に進んでいます。
ただでさえ少数入社の新入社員が大勢の中堅社員に目を光られて、集中的に批判を受けて辞めていく。そうして残った社員も自分が辛い思いをした分、自分よりも後輩社員が楽しく仕事をしていることを妬ましく思い、自分が受けてきたような嫌な思いを後輩にさせる。
そうした同じ会社のうちでの足の引っ張り合い、蹴落としあいが常習化しているのは悪循環だと思います。
今の若者は、プライバシー・プライベートをとても大切にしています。特定の中の良い友達、昔仲の良かった友達、最近会っていないけど会えば話す友達、昔の知り合いなど特定の人間には自分が何をしているのかして欲しいと思ってFacebookなどのSNSに登録して情報を発信していうのですが、仕事の上司という人との交流は全く想定してません。むしろ最も見せたくない人間かもしれません。
会社の上司の方はこっそりと閲覧する程度で、友達申請などはやめておきましょうね。SNSという限られた空間ですが、その空間内ではプライバシーの情報がとてもオープンになっています。もし同じSNS空間にいて、会社の後輩も参加していることに気が付いた時は見て見ぬふりをしましょう。