オジサンPCオジサンたちに警笛を鳴らしておきます!

「最近の若者は」と侮ってはいけません。なぜならば、若者たちは恐ろしい武器をたくさん持っているからです。

若者はとてつもなく高い能力を持っています。

その根拠を述べていきます。

仕事も一人前に出来ず、コミュニケーション能力も運動能力も低く、ゆとりで、ガツガツもしていない・・・・。そんな目で若者を見ているオジサンの方々はいらっしゃいませんか?

私は、若者がオジサン世代に劣っている部分があるとは思えません。

というか今の若者を甘く見ている先輩の方々がいるとすればとても恐ろしいことです。

まず若者たちの優れた点を述べていきましょう。

 

①教育

そりゃ詰め込み教育世代とゆとり世代では差があるかもしれません。しかし、現在では学校教育意外に塾や予備校の設備が豊富にあります。昔の方が子供が多かったのに、今の方が断然そうした施設が増えましたよね。さて、本当に昔の人の方が賢いのだろうか・・・。

 

②知識

知識の面では、まぁ人生経験豊富なオジサマ方には敵いません・・・。しかしながら若者たちは恐らく、オジサンたちが同年齢で得ていた知識よりも若者たちの知識の方が格段に高いと思います。

会社など、専門的な知識に関しては、人生の先輩方が優れていることは当然です。しかし、若者たちはゆとり教育と身の回りのものが便利になり効率化して時間を持て余すようになりました。インターネットの普及によりすぐに知りたいことがわかるようになりました。

昔なら、親から・友達からというのが普通でしたが、今ではそうした人付き合いもなく情報が手に入るのです。

 

③経験

これは、まぁ「経験」という言葉は色々な意味がありまして、性経験などのことではありません。経験こそ人生の先輩であるオジサンたちが有利です。

しかしながらこれもまた例外があります。パソコンやスマートフォンといった機器を若者は幼くして使い方を習得してしまうのに対してオジサンは四苦八苦しながら長い時間をかけて習得していきます。途中で諦める者や、頑固にそれを使わないアナログ人間も出てきます。

私の経験で言わせて頂くと、オジサンがパソコンやインターネットの普及によって徐々にパソコンで書類作成・管理・情報の共有ができるようになりました。とうして効率化が進んだ結果できる仕事量も飛躍的に増えていったかと思われます。

かねてから徐々に仕事量が増えて習得していったオジサン世代と、入社した当時からある程度パソコンの知識があり、膨大に膨れ上がった仕事を一気に覚えろと言われる新人社員たち。それもオジサン世代に比べてとてつもないスピードでマスターしていきます。

オジサン方は今の新入社員は覚えが悪いと言うかもしれませんが、それは違います。日々仕事量が増えてそれを一気に覚えろというのは相当の苦労です。オジサン方が覚えて習得していった時間に比べれば無理だということがわかるでしょうに。

 

④若者は多くの凶器を持っている

そして若者の凶器は、何も刃物ではありません。それは大人に対する不信感です。

既得権益に欲望を満たす年配者。不正続きの政治家。いつしか大人は裏で何かしら汚いことをやっているのだろうという意識が根付いています。

出る杭は打たれる』日本社会では、良く言われる言葉です。

勿論保身の為に競争相手を陥れることは、政治家もやっています。しかし、そういった類のものではないのです。とにかく理不尽に、若者が活躍することにジラシーを抱き、理不尽に芽を摘むことが大問題です。

勿論そうしたものを掻い潜って成功した若者だった人々は多くいます。しかし他国に比べれば、とてつもなく若者が活躍し難い環境であることは間違いないでしょう。若者が精いっぱいに頑張れない。どうせ年寄りの多数決や既得権益で物事が決定してしまう。頭を押さえつけられた社会が今のオジサン社会・オジイサン社会です。

功績といえば、かねての高度経済成長とバブルくらい。政治も経済も新生児ももはや希望が持てないものに。

しかし若者には大きな武器があります。昔は大人数で団結することは目につきましたが、今では、2ちゃんねる や ツイッターなど不特定多数が意見をぶつけたり、繋がりを持つことができます。そうしたツールは大きな波紋を呼び、容易く人生を歪めることの力があるのです。

いつかオジサンたちに不信感を持った若者たちの大きな革命がこうしたツールで起こるのではないかとハラハラしております。